2019年12月17日

12月17日 火曜日

 起きたなう 外面如菩薩内心如夜叉みたいな面白い夢を見ていたのにねえ ピアノ運送業者より電話 明日はオヤジんちですがわれわれ親子は間もなく永久にさよならですにゃ 淡々と言っているよーに聞こえるかもしれませんが暫く立ち直れないでしょうにゃ いつまでも懐かしいでしょうにゃ 
 おーい 末井先生やーい わしの大好きな川柳ですにゃ お聖さんの「川柳でんでん太鼓」より
 勝てカープ野球を知らぬわしじゃけど 大前タミエ
 学生時代同棲していた下級生の彼女から別れて暫くしてユーミンのサイン入りのレコードが届きましたのにゃ そうか 彼女がわしに伝えたかったのはこれでしたのにゃ(ノД`)
 
 幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく 牧水
 われわれはみんなかなしみを乗り越えて生きていますのにゃ 乗り越えられないと思うかなしみも乗り越えなければなりませんのにゃ 猫だって変わりませんのにゃ 千代にさよなら八千代の別れ でもね だからこそいつかは救われるとわしは信じていますのにゃ 寂しさの終てなむ国はきっとありますのにゃ めいちまのためにも祈りますのにゃ
 マイナーな意見かもしれませんがターミネーター1で感動するのは過去まで志願して守りに来てくれたにーちゃんに「on your feet,soldier」とサラ・コナーが励ますところですにゃ
 情緒派Zの芥川龍之介が自殺する直前知性派Eの女房の芥川文はもしかしてお父さんが死ぬような気がしてと取り縋りますのにゃ 同じ知性派のおばはんもそう感じているみたいですがわしはZながら芥川ほど弱くはないのですにゃ わしは嘗て心ならずも愛する者を見捨てる形になって煮え湯を飲んだのでおばはんを見捨てたりすることはありませんのにゃ
 右手にお菓子をいっぱい握っている子供 もっと欲しければ左手で握りますのにゃ それより欲しいお菓子があれば? 人生仕方のないこともありますのにゃ 自分が選択したことに言い訳は無用ですにゃ
 お釈迦様いわく 天上天下唯我独尊 その意味が漸くわかりましたのにゃ 長生きも無意味ではありませんのにゃ
 白土三平の漫画「カムイ伝」の中で弓の名人の左卜伝?が若者の許されぬ恋を叶えるために戦って死ぬ直前に「老人は若者のためにある」と言いますのにゃ たかが漫画なれど未だに忘れられませんのにゃ
 その人はまるで顔をまっ赤にしてせかせかと祭壇にのぼりました。我々は寛大に拍手しました。その人はぶるぶるふるえる手でコップに水をついでのみました。コップの外へも水がすこしこぼれました。そのふるえようがあんまりひどいので私は少し神経病の疑さえももちました。ところが水をのむとその人は俄かにピタッと落ち着きました。それからごくしずかに何か云いそうに口をしましたがその語はなかなか出て来ませんでした。みんなはしんとなりました。その人は突然爆発するように叫びました。二三度どもりました。
「な、な、な何が故に、何が故に、君たちはど、ど、動物を食わないと云いながら、ひ、ひ、ひ、羊、羊の毛のシャッポをかぶるか。」その人は興奮の為にガタガタふるえてそれからやけに水をのみました。さあ大へんです。テントの中は割けるばかりの笑い声です。 宮澤賢治
 「人間は、時として、充されるか充されないか、わからない欲望の為に、一生を捧げてしまふ。その愚を哂(わら)ふ者は、畢竟、人生に対する路傍の人に過ぎない」 芥川龍之介
 前にも書きましたがわしが子供の頃「がんかて笑うて死ねるんや」という見出しで週刊文春か新潮かサンデー毎日に術衣に着替えたおっさんが手術台の上で煙草を片手に笑っている写真が載ってましたのにゃ おっちゃんありがとう 当時は凄いおっちゃんなあと思ってましたが今になってわしに力を与えてくれていますのにゃ わしも笑って死にますのにゃ
 「踏むがいい。お前の足の痛さをこの私が一番よく知っている。踏むがいい。私はお前たちに踏まれるため、この世に生まれ、お前たちの痛さを分つため十字架を背負ったのだ。」 「沈黙」遠藤周作
 クィンシー・ジョーンズが編曲したアーニー・ワッツのアルバムの中の「chariots of fire」(映画「炎のランナー」のテーマ)に似ているということを気にしなければこれはこれでありですにゃ
 
posted by めいちま at 12:46| Comment(0) | 日記